角界を揺るがす大事件が世間を賑わしております。

横綱日馬富士が貴ノ岩を殴ったとか。。。

両者の言い分が食い違う部分もありますが、素手やカラオケのリモコンで殴ったことは事実のようです。

貴ノ岩は医師の診断書を提出し、警察にも被害届を出していますが、問題となるのは「暴行罪」なのか「傷害罪」なのかという点です。

暴行罪と傷害罪では罪の重さが格段に違います。

暴行罪が「2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する」とされているのに対して、傷害罪は「15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」です。

この二つの罪の違いは、暴行によって傷害が生じたか、簡単に言うとケガをしたかどうかというところにあります。

貴ノ岩の診断書には「裂傷」というワードが記載されています。

この「裂傷」というのは明らかなる傷害なのです。

そして、通常素手で殴るだけでは裂傷というのは起こりにくいのです。

武器となるようなものを手にして殴ることによって裂傷は生じやすいのです。

今回は、診断書に真実が記載されていることを前提に考えると、傷害罪が成立しそうです。

とはいえ、かすり傷のようなものを裂傷と言っているのであれば傷害とまでは認められず暴行と認定されることもまったくないとは言い切れません。

酔っぱらって、うっかり喧嘩してしまって、相手を流血させてしまったとなると、単なる暴行罪では済まされず傷害罪で起訴されることになります。

喧嘩をしないに越したことはありませんが、仮に喧嘩をしてしまっても相手に傷害を負わせると傷害罪となってしまうこと、今回の事件を教訓によく覚えておきたいところですね。

 

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