札幌の探偵による身近なトラブル参考知識-民事編6-

脱法ハーブの売人のシミケンは、BARカフェイン(架空)の常連客でした。カフェインの店長はシミケンが脱法ハーブの売人だとは一切知りませんでした。シミケンは、あちこちのBARや飲食店に出入りし、そこで知り合った人たちに脱法ハーブを売っていました。

ある日、シミケンの自宅に警察が家宅捜査に来て、シミケンは違法薬物の販売容疑で逮捕され、取り調べの中でカフェインに行っていたことも供述しました。

シミケンが逮捕されてから3日後、インターネットのニュースにシミケン逮捕の記事が掲載され、カフェインに行っていたことも記事の中に書かれていました。たまたまその記事を読んだ人がカフェインの事を知っていて、噂話に尾ひれがついて回り根も葉もない悪い噂が広がってしまいカフェインのお客さんが減少したため、カフェインの店長はシミケンに激怒しました。

さて、カフェインの店長はシミケンに対して、お客さんが減ったことに対する損害賠償請求をすることはできるでしょうか? ○か☓か?

答え.損害賠償請求はできない。

※シミケンは警察の取り調べに正直に答えただけで、その供述がマスコミに漏れたことは警察側の落ち度。また、カフェインの名前を記事にしたのは記事を書いた記者の責任。むしろ損害賠償請求は、記事を書いた記者や警察に対してすることができる。

 

どんなご相談でも構いません疑問に思っていることや 誰にも相談できないような お悩みをご相談下さい。