北海道七飯町の山林で男の子が行方不明になってから3日。

なんとか無事に戻ってくれることを祈るばかりです。

c4e950da49121b7021b99277564949f4_s

本件では、両親がしつけのためと称して、7歳の男の子を山林に置き去りにしています。

昔はよく悪いことをすると、「そんな子うちのこではありません!」と厳しく言われ、反省を促すために置き去りにされるようなこともあったものです。

そもそも、しつけって法律的にはどんな位置づけになっているのでしょう。

親権者には、子供をしつける権利が実は民法という法律で認められています。

しかしながら、しつけと言ってなんでもしていい訳では決してありません。

看護・教育に必要な範囲内で子供を懲戒することが認められているだけです。

法律上しつけが認められてるんだ!と言って、殴るけるの暴行をするのは明らかに親権者の懲戒権を逸脱しており、刑法で規定している傷害罪が成立します。

本件では、7歳という自分では人里離れた山林という脱出や他人の助けを借りることが難しい場所に置き去りにされていることをとらえると、刑法で規定している保護責任者遺棄罪が両親には成立しそうな気がします。

もっとも、父親は5分程度で置き去りにした現場に戻ったと言っており、厳しい状況に子供を長時間放置する意図はなかったように思えます。

そうすると、刑法で処罰されることはないかと思います。あくまで、父親の5分程度で現場に戻ったというのが本当であればの話ですが。

 

長谷総合調査事務所では、しつけと暴行の境目が分からないといったご相談も受け付けます。

しつけと思っていることが実はDVかもしれません。深刻な事態に陥る前に是非一度ご相談ください。