横浜市で高校生が商業ビルの階段やエスカレーター降り口にローションとみられる液体をまいて、足を滑らせた女性が点灯して骨を折る重傷を負うというニュースが流れました。

高校生たちはお客さんが足を滑らせるのを見て、楽しんでいたとのことですが、まさか骨折という重症を負う人がいるとは思っていなかったようです。

女性が骨折した際に慌てて逃げようとしたら、警備人に声をかけられ、事件が発覚したのですが、彼らにはどんな罪が成立するのでしょう。

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まず、思い浮かぶのは、女性が重傷を負っているのですから、傷害罪です。

階段やエスカレーターのような場所に滑りやすい液体を散布すれば、足を滑らせる人が出てくることは容易に予想できますし、それを予想して楽しんでいたようです。

とすると、転倒も容易に予想できると言えますし、転倒すればけがをすることも容易に予想できます。

けが人がでれば、人の生理機能を侵害したとして傷害罪が成立するのです。

傷害罪は対被害者との関係ですが、対商業ビルに対しても罪が成立することが考えられます。

ビルの所有者はいたずら目的でビルに立ち入ることを許したとは到底思えません。

そうすると、所有者の意思に反してビルに立ち入ることで県俗物侵入罪が成立する可能性があるのです。

また、ローションの散布でエスカレーターが壊れた、もしくは分解して清掃しなくてはならなくなったという場合は、器物損壊罪が成立する可能性もあります。

さらに、そんな騒ぎがあれば、商業ビルの営業に支障がでますので、業務妨害罪が成立する可能性もあります。

仮に、業務妨害罪が成立しないとしても軽犯罪法には違反すると思えます。

 

いたずらという軽い気持ちで遊んでいたのかもしれませんが、こんなに多くの法的問題を孕んでいます。

軽率な行動は控えなくてはいけませんね。

 

長谷総合調査事務所では、いたずらや嫌がらせでお困りの方のご相談も随時受け付けております。

被害が大きくなる前にぜひ一度ご相談ください。