相模原で未曽有の事件が発生してから10日以上たちましたが、事件のショックはいまだ続いています。

犯人は45人もの人々を次々と殺傷し、19人もの人が亡くなりました。

類をみない事件となりましたが、事件の被害とともに注目されているのは犯人の犯行前の行動等です。

犯人は衆議院議長に犯行予告ともとれる手紙を送り、その内容から危険と判断され、措置入院を余儀なくされています。

ニュースでも措置入院という言葉はよく耳にしたと思います。

では、措置入院とはどのような制度でしょう。

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措置入院は精神保健指定医2名の診察後、その決定がされます。一般に「精神障害があり自傷他害の恐れがあるとみなされる場合」決定がされるのですが、この運用は都道府県により基準が異なります。

措置入院の入院数、人口比が都道府県により違いすぎるという指摘もあります。

そして、自傷他害という基準ですが、自傷ではまず措置入院にはなりません。

というのも主治医が無理に措置入院にして、家族に裁判を起こされては医師としてはたまったものではないということです。

ちなみに、お医者さんは認定のために夜中に呼び出しを食らって警察署に行っても報酬は2万円もいかない仕事でボランティアに近いとぼやいているというのは現状のようです。

措置入院になると、通常、精神科病院の閉鎖病棟に入院になり、しばらく治療を受けます。

必ずしも保護室に入れられるわけではありません。

もっとも、きわめて暴力性が高い場合は、保護室に収容されることになります。

刑務所から出所する場合、そのまま社会へリリースするのは危険というときにも措置鑑定を行い、措置入院が決まれば出所時に精神科病院に入院となることもあります。

ちなみに、刑務所より精神科病院の方がずっと環境はよいです。

措置入院は、入院費が原則無料です。

 

なかなか身近に措置入院が必要な人がいるという人は少ないかとは思いますが、長谷総合調査事務所では、様々なマイナートラブルに巻き込まれた方に関してもできる限りのアドバイスを出来ればと考えています。

まずはお気軽にお電話にてご相談ください。