札幌の探偵による身近なトラブル参考知識-探偵トラブル編4-

Fさんが、夫の浮気について探偵事務所に相談したところ、担当者から「ご主人は絶対に浮気してると思いますよ!うちの事務所が調査すれば絶対に証拠は取れますよ!」と言われたため、調査を依頼することにしました。

契約書を書いているところで担当者から、「ご主人の普段の行動を見ていれば、浮気相手と会えばわかりますからね。」と言われて「素行調査」の契約を結びました。

契約をした翌日、Fさんは探偵事務所から言われた銀行口座に調査料金を振り込み、調査結果が出るのを待っていました。

3週間後、Fさんに探偵事務所から連絡があり、「調査しましたがご主人は浮気をしていませんでした。」と言われ、「そんなはずありません、キチンと調査して下さい。」とお願いしましたが、担当者は「ご主人の車にGPS発信機を仕掛けて車の動きを見てましたが、怪しいところへは全く行っていませんよ。奥さんの思い過ごしでしたよ。」と言われたので、Fさんは「車の動きだけじゃわからないじゃないですか!?ちゃんと本人を見て下さい!」と言いましたが、「契約通りに素行調査をした結果ですから、これ以上調査するなら追加料金が掛かりますよ?払ってもらえますか?」と言われてしまい、Fさんは探偵事務所にダマされていたような気がして、お金を返してもらいたいと思いました。

さて、Fさんは、探偵事務所からお金を返してもらえるでしょうか?

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答.返してもらえない可能性が高い。

※「素行調査」として契約しているので、契約自体に不備は無い。

但し、担当者の「ご主人絶対に浮気している。」や「絶対に証拠は取れる。」と言われたこと(「断定的判断の提供」(消費者契約法))が証明できれば、契約を解除することができる。

ちなみに、「浮気調査」と「素行調査」の違いは「目的」です。

「浮気調査」とは、文字通り「浮気」の証拠を取ることが目的になり、「素行調査」とは「素行」(普段の行動)を調べることが目的となります。

「素行調査」中に調査対象者がタイミング良く浮気相手と接触してくれたら浮気の証拠も取れますが、「素行調査」自体は、対象者が浮気をしようがしまいが関係がなく、どこに立ち寄ったのかどんな人物と接触したのか?などが分かれば良い調査のことです。

調査依頼をされる時には、契約書の調査名称には十分注意をして、少しでも変だなと感じたら決してその場での契約は結ばずに、一度持ち帰って見直して下さい。

参考:探偵の知識と選び方ページ 「素行調査」という言葉のマジックに要注意!