今回は、一昨年(平成25年)私と探偵の仲間で行っていたトークライブ「The 探偵ナイト」で、ライブ来場者の皆さんに出した問題を掲載します。
ネットや本などで分かる簡単なことなので、この記事を読んでいるあなたの知識・認識を確かめるため、是非、何も見ないで答えてみてください。

早速ですが

問題.離婚が成立する流れの順番として正しいのはどの順番でしょうか?(3択)

 

A.協議離婚→審判離婚→調停離婚→裁判離婚

B.協議離婚→調停離婚→審判離婚→裁判離婚

C.協議離婚→調停離婚→裁判離婚→審判離婚

答えは
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答え.B(協議離婚→調停離婚→審判離婚→裁判離婚)

 

解説.

・協議離婚
→ 夫と妻が離婚について話し合いをして、離婚の条件に双方が合意(納得)してする離婚のことです。

・調停離婚
→ 双方(夫と妻)の協議(話し合い)で、子供の親権や財産分与など様々な条件が決まらず離婚話がまとまらない場合、第三者(調停委員)を通して話し合いを行い、双方が離婚の条件に合意をしてする離婚のことです。

・審判離婚
→ 調停で双方が離婚条件の合意に至らなかった場合に、調停委員の意見をもとに家庭裁判所が職権で強制的に離婚をさせることです。但し、この審判に対し双方のどちらかが2週間以内に異議申し立てをすると、審判の効力が失われます。

・裁判離婚
→ 文字通り、裁判で離婚の条件(子供の親権、財産分与、慰謝料など)を確定させて離婚をすることです。日本の法律では、夫婦間での離婚の話し合いがまとまらないからといって、いきなり裁判で離婚をすることはできません。夫婦間で起こった問題というのは複雑で、客観的に公平な判断を行なった場合どちらかが一方的に悪いと決め付けることは難しいため、必ず家庭裁判所に「調停」の申し立てをし、調停で双方が合意に至らなかった場合に離婚のための裁判を起こすことができます。これを「調停前置主義」といいます。
夫婦のどちらかが、離婚のための裁判を起こすことで裁判は始まりますが、もし、一方が「離婚をしたい。」、もう一方が「離婚をしたくない。」という場合、「離婚をしたい」側が裁判に負けると、離婚は認められません。
例えば、浮気をして夫婦仲を悪くしたAさんが、配偶者のBさんに対して離婚裁判を起こした場合(調停での話し合いはまとまらなかったものとします)、AさんはBさんに対して不法行為を行なった有責配偶者となるため(分かりやすく言うと浮気をしたAさんの方が悪い人←ザックリとした表現をしています)、Aさんからの離婚の申し立ては認められず、離婚をしたくないBさんが裁判に勝つ(=離婚しない)可能性が非常に高くなります。